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活動記録2021.9.13
「アフターコロナを見据えたコワーキングスペースとは?」いいオフィス 龍崎社長インタビュー!
サイトウ
こんにちは!サイトウです。
今回は、月額2.2万円(税込)で全国使い放題、日本最大のコワーキングサービス「いいオフィス」を運営されている、株式会社いいオフィス 龍崎社長にインタビュー!
テレワークが一気に広がり、シェアオフィスやコワーキングスペース市場が急速に拡大している中、コワーキングスペースのフランチャイズ化を進め、1万店舗を目指し拡大中!の「いいオフィス」についてお伺いしてきました。
当社が内装を担当させていただいた「いいオフィス南越谷」からお届けしま〜す!
なんとここには、お子さんが英語を学ぶことができる学童が併設されている?!南越谷という地域の特性を活かした、新たなコワーキングスペースの形に注目ください♬
龍崎社長
こんにちは!本日はよろしくお願いいたします。
サイトウ
よろしくお願いいたします!
実は、こっそり拝見していた龍崎社長のTwitterに気になる投稿が・・・
アフターコロナを見据えた私なりの有人コワーキングの答えを作りました!!
埼玉県内最大規模のコワーキングスペース「いいオフィス南越谷」が南越谷ラクーン内に7月1日(木)オープン!!~6月25日(金)よりプレオープン~ https://t.co/mOjmKPKeB1 @PRTIMES_JPより #いいオフィス #コワーキング
— 龍崎コウ/いいオフィスCEO (@ryuzakiioffice) June 22, 2021
サイトウ
”有人コワーキングの答え”
ぜひ、本日お伺いできればと思います!コロナの影響もありテレワークが普及して、多くのコワーキングスペースがオープンしていますよね。「いいオフィス」さんは、かなり前からコワーキングを展開されているかと思いますが、どのように展開されてきたのでしょうか?
龍崎社長
株式会社LIGという会社が前身で、7年前から始めたんですが、当初は日の当たらない業界でした。
「上野でコワーキングなんて流行るわけがないよね」って言われて(笑)半年間は苦労してたんですが、半年後にはすべて埋まったんですよ。それからデジタルハリウッドさんなどのコミュニティを入れること
その後、広島などの地方にも作っていったのですが、7つくらい作った時に、キャッシュが限界になるのが見えてきたんです。
それからスペースをどんどん出店していくというボリュームのところでは勝負はできないと思い、FC(フランチャイズ)という戦略をとることにいたしました。
ベストな形になるまで1年間くらい悩みましたが・・システムを作り上げることができ「株式会社いいオフィス」として分社化いたしました。
サイトウ
47都道府県、すべてに「いいオフィス」が展開されたというニュースを拝見いたしました!今後は、1万店を目指されているんですよね?
龍崎社長
すべての人を「場所」から解放し、「どこでもいい世界」をつくる。というのが、私たちのメッセージです。
各駅にあるコンビニにあるような感覚で、コワーキングスペースを作りたいと思っていて、”電車に乗らないで行ける”という部分を大事にしています。埼玉であれば、大宮・浦和だけではなく、宮原とか上尾にあることで、生活と密着した働く場所となります。でも、そんな場所にコワーキングスペースを作っても儲からないだろうなという人が大半です。
そんな人たちを納得させるために「大手企業のサテライトオフィス兼コワーキングスペース」となるように大手企業との連携も進めています。大手企業は、何千人・何万人規模
サイトウ
大手企業でも、コワーキングスペースの活用が増えているんですね!今後のコワーキングスペースはどうなっていくと思いますか?
龍崎社長
みんな、この働き方を”知ってしまった”ので戻りづらいですよね!
「スーツ」を例にすると、昔はスーツを着て出勤するというのが当たり前の考え方でしたが、今では私服で勤務する人も多くなってきました。これと同じように、働く場所に選択肢があるということが当たり前の世の中になっていくと思います。
もちろん、一定の金融機関などは難しいかもしれませんが、経営側が「優秀な人材を採用したい」と考えた時に、より自由な働き方をアピールする、優秀な人材を確保するための福利厚生としてコワーキングスペースは普及していくだろうと思っています。
サイトウ
確かに。今の就活生は「リモートワークがあるかどうか」をチェックしているとよく聞きます。
優秀な人材を確保するための”前提条件”として、場所を選べるという働き方が普及していくとうことですね!
龍崎社長
その通りです。また、今後「無人店舗」にも力をいれる予定です。私たちは、
「働き方改革」をひとつの拠点でやったって意味ないですよね!結果的にみんなでやった方が儲かるのがこの業界なんです。我々が独占してやろうというだけじゃうまくいかないので「一緒にやりましょうよ」という考えで、「いいオフィス」というブランドに加盟していただいています。
( 参考:いいオフィス 一覧 >> )
サイトウ
ぜひ「いいオフィス 南越谷」について教えていただけますか?
龍崎社長
こちらはですね、元々スポーツジムが入っていたところで、ビルのオーナー様からアフターコロナ後も継続していける業態をということで「いいオフィス」のご相談を受けました。このエリアに貢献したいという想いがオーナー様にあって、そこに僕たちも共感してプロジェクトがスタートしました。
南越谷という場所は、武蔵野線と東武伊勢崎線の2線を利用できるエリアで、都心へのベッドタウンになっています。子育て世代が多いからこそ、お子さんにも利用して貰えるコワーキングにできないかと考えました。
そこで、お子さんが英語を学ぶことができる「Kids In」(https://kids-in.ib-tec.co.jp/)を併設、親子で一緒に学べるコース(0歳~2歳対象)や小学校低学年・高学年に合わせた英語学習コースをご用意。お子様が英語を学んでいる間に、コワーキングスペース内からお子様の様子を見つつ、仕事に集中することができるようになりました。例えばコワーキングスペースが空いていれば、隣で勉強させていても良いですし!
広い駐車場があるので、そのまま一緒に車で帰る、という姿も想像できますね。そういう形ができるようになったら、理想のコワーキングスペースだなって思っています。
サイトウ
家族の働いているところ見れる、見てもらえるって嬉しいですよね!
龍崎社長
そうですね!実は、コワーキングに保育所を併設するような施設を作ってもうまく行った事例が少なかったんです。結局、”電車移動がある”コワーキングスペースだったから。やはり子どもを電車に乗せるというのは大変なので、家の最寄りの保育園に預けることになるんです。
先ほどお話しした通り「いいオフィス」は生活と密着した働く場所に展開しているからこそ、成功できることなのではないかと思います。
サイトウ
生活圏内というのは、大きなキーワードなんですね!
「いいオフィス南越谷」は広々としたスペースで驚きました・・
龍崎社長
800平米以上のスペースだけではなく、最大4mの天井高があります。ここは今までコワーキングスペースを運営してきた「いいオフィス」の知見を最大限に活かした設計となっています。
例えば、机の広さは、1人最低120cm、広々としたスペースにしています。これくらいの広さがあれば人を気にせず気持ちよく仕事をすることができます。4人がけの丸テーブルが配置されているところがありますが、そこって1人座ってしまうと、あと空きの3名に知らない人が座ることってないんですよね、このように、いかにデッドスペースを出さないかということにはこだわっています。また、個室ブースの机は140cmの横幅を設けることで、顔見知り同士2人で使用したときには気にならない距離感というのも計算しています。
サイトウ
個室空間が多いのも特徴ですよね!
龍崎社長
開放的なオープンスペースだけではなくオンライン会議用のテレカンブース6席と、1人用の個室13部屋、4名・6名・8名定員の会議室も5部屋用意し、用途に合わせてご利用いただける空間となっています。
龍崎社長
南越谷であれば、子どもたちが使えるスペースを開放していくことにも取り組んでいきたいですね。今後は、フリーランスの先生が場所貸しをつかって学習塾をやる、なんてことも始まると思っているんですよね!そんなスペースとして使ってもらえたら嬉しいです。働いている時間と勉強する時間って被らないんですよね。個室は、18時までは仕事で利用して、そのあとは学習室として利用されている、面白いですよね。
サイトウ
地域のハブになっていくイメージですね!なんだかワクワクしてきましたッ!
龍崎社長
今後、コワーキングスペースの定義をアップグレードしていきたいです。働くだけではなくて、コワーキングスペースの中で色々なことができるようにしていきたいと思っています。そんなひとつひとつの活動を繋げていくことで、もっと良いものが生まれる、会員さん同士の繋がりがもっと良いものになっていくという考え方です。
FCのオーナーさんも、このような考え方に賛同してくれる方が多いんです。
サイトウ
ぜひ、次の展開について教えてください!(チラッ
龍崎社長
今、ワーケーションの施設ということで沖縄に力をいれています。やっぱり、どうせ行くなら沖縄がいいじゃないですか!政府もワーケーションを推奨していますが、最初にワーケーションの魅力を感じてもらって2回目以降他県に行ってっていう流れが良いと思うんですよ。
そこで、那覇空港の近くに「いいオフィス」を開業予定です。独自のサービスとして、ゴルフバッグを置いておけるサービスを展開しようと思っています。早朝からゴルフをして11時くらいから働くなんてこともできます。こういう”遊び”を各施設にいれていきたいですね!
これは、当社でよくキーワードとして出てくる”優越感と罪悪感”なんですよね。
サイトウ
優越感と罪悪感?!
龍崎社長
みんなが満員電車に乗る中で、自分は沖縄で朝からゴルフをする優越感。そして同時に罪悪感を感じてしまう方もいると思うので、ゴルフバックの預かりサービスなどで11時からは業務が開始できるような環境を「いいオフィス」では整える。こうやって優越感を引き出し、罪悪感をいかにフォローできるかという考え方ですね!
サイトウ
・・優越感、感じたい!
龍崎社長
実は、他にもいろいろな展開があるのですが、ここではお話できないことも多いので!ぜひ楽しみにしていてください!
サイトウ
龍崎社長、本日は、貴重なお話をいただきありがとうございました!
地域のハブとして”働く”だけではない場の活用「いいオフィス南越谷」の今後が本当に楽しみです。
(そして「秘密のしかけ」をこっそり聞いてしまった私ですが。凄いですよ。すごい未来がやってきますよ!)
龍崎社長
こちらこそ、ありがとうございました!
龍﨑 宏(りゅうざき こう)
株式会社いいオフィス 代表取締役社長
1980年生まれ。芝浦工業大学工学部情報工学科卒。中古車販売業を経て起業。コンサルティング、ホテル事業、イベント事業などを手掛ける。2014年より株式会社LIGに副社長として参画。2018年4月、いいオフィス設立。
株式会社いいオフィス:https://e-office.inc/
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