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こんにちは！
インベントラボ斎藤です。

 

ある日、空間デザイン事業部の河口さんからこんなお話が、

 

なー、斎藤。企業主導型の保育園って知ってる？ この前引き渡しした「ほほえみ保育園」がそうなんやけど、飲食やストレッチ専門店、デイサービスをやっている会社が新しく運営してんねん。取材させてもらえるか聞いてみようか？

 

ぜひ、お願いいたします！（企業主導型・・なんとなく聞いたことはあったけれど詳しく知らないな～）

 

 

ということで、当社で内装の設計・施工を担当させていただいた、「ほほえみ保育園」を運営されている株式会社ライブフィールドピース 小林さんを訪問させていただきました！

 

 

 

その前に・・・・。

 

 

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「企業主導型保育所」とは？

 

ひとことで表すと「会社がつくる保育園」 認可外保育施設に分類されるものの、一定の条件を満たして都道府県に届け出をすれば、認可保育施設なみの助成を受けることが可能です。 従業員の働き方に応じた多様な保育サービス（延長・夜間・休日・短時間・週2日のみなど）を提供できます。複数の企業が共同で設置したり、従業員だけでなく地域住民の子どもも受け入れたりと、柔軟な運営ができることも主な特徴です。

 

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向かったのは、小田急・相鉄・JRの3路線のターミナルである神奈川県の「海老名駅」。なんと、駅から徒歩2分！とっても綺麗なビルの2階へ。

 

 

こんにちは！早速ですが、なぜ「企業型保育園」を始められたのですか？

 

こんにちは！当社は、海老名エリアを中心として、外食や宅配飲食の展開を中心に、コンディショニング事業（ストレッチ専門店・針灸接骨院）や福祉事業（デイサービス・障がい者の就労支援）など幅広く事業をしております。事業を行う根本として、「人の居場所を作りたい」「人の可能性を広げたい」という想い があります。保育事業を始めることにより、お子さんを預けて働ける環境を提供することができ、またお子さんをお預かりすることにより、親御さんとお子さんの可能性を広げることができると考えチャレンジいたしました。

 

実際にどのような社員さんが利用されているのでしょうか？

 

当初は「居酒屋の従業員」のお子さんを預かる保育園にしたいなと考えていました。夜遅くまで働きたいという女性向けに。しかし現在の現場は男性スタッフばかりなので、そこまで需要が無く 「保育士・栄養士・事務」さんを新規採用し、働きながらお子さんを預けられる施設にいたしました。お子さんの定員12名の内、7名が自社の従業員のお子さんです。 「働きたいと思って預ける保育園を探していても、共働きの家庭が優先されて入園先が見つからなかった」との声もあったので喜んでいただいています。

 

 

お子さんを預けていないスタッフからのリクエストはありますか？

 

一時預かりできないの？という相談が多いですね。飲食業って、どうしてもパートナーに負担かけちゃうんです、なので、家族へのサービスができる手段があったら家庭円満にも繋がります。「この会社で働いてよかったね」と家族から言われるように、保育のサービスを活用していきたいです。保育園の下に自社運営のレストランがあるので、いつか子どもを預けて、夫婦の記念日などの食事をしてくれたら嬉しいですね！

 

 

保育園で預かれるのはとても少人数なので、地域の皆さん向けに、このレストランで「保育講座」や「栄養講座」などを開いていきたいとも思っています。

 

今後の展開も楽しみですね！保育園の空間へのこだわりはございましたか？

 

”木のぬくもり” を大切にしたいとお伝えしました。また、子どもが裸足で過ごせるように床暖房もお願いしました。この規模で床暖房を入れているのは、見学に来られる保護者の方に驚かれますね。

 

 

　 また、雨の日でも退屈にならないように　ボルダリングをつけたり壁に落書きできるようにしてもらいました。収納スペースを確保するために吊り棚はたくさんお願いしました！

 

 

 

　IDEALさんが提案してくれた、くまさんの洗面台は、「こんな手洗い場初めてみた」と、保育士さんからも大絶賛ですよ！子ども喜んでくれてます。ただ、シアターセットはハイテクすぎて先生が使いきれていないです（笑）先生たちがアナログだからこれから勉強ですね。

 

 

 

 

喜んでいただけて嬉しいです！しかし、実際に保育園の運営が始まってから”こうすれば良かったな”と思われた部分はありますか？

 

そうですね、やはり収納は足りなかったです。吊り棚と吊り棚の間に、つっぱり棒をして、洗濯物を干したり、追加で棚をつくっているのですが、こういうところもIDEALさんにやっていただいていたら見えもカッコよかったと思います。

 

 

 

また、窓際のサッシ部分も高さがあるので気にしていなかったのですが、後から保育士さんから危ないかもという指摘を受けて今はガードをつけています。このような小さなことも今回の経験を活かして次回に繋げていきたいですね。

 

 

保育園だと、お子さまの触れる場所には棚を設置できないので難しいですよね。サッシ部分のフォローなどは当社でも勉強させていただきます！

 

斎藤さん、園長の話も聞いてみますか？

 

ぜひ、お願いいたします！

 

 

 

ということで、ほほえみ保育園 園長の須田さんにもお話をうかがいました！

 

 

園長、実は学生の頃、当社の居酒屋でバイトをしていたんですよ！

 

そうなんです。保育学生の頃、バイトでお世話になっていたのがライブフードプロデュースの居酒屋でした。当時から「いつか保育事業をやるから、その時は一緒に保育園をやろう」と社長から声をかけてもらっていました。ヒトの人生に携われるやりがいは大きいです。人格形成にたずさわれる責任感もありますし、保護者の方に「あなたに預けてよかった」と言われたときすごく嬉しくて…もう辞められない仕事です。あの時の言葉が、6年後このように実現していることがとても嬉しいです。

 

何年も前からの想いが、この保育園にはつまっているんですね！そんな保育園をIDEALが担当させていただいたのですが、現場の声はいかがでしょうか？

 

 

ギリギリの保育面積のなかで色々な工夫をしていただき満足しています。先ほど小林からもありましたが、棚問題はありますね、収納はあればあるほどいいので。でも、危険がないようにつくっていただいたと思います。リクエストがあるとしたら”木の柵”ですね。動かせるけれど、子どもがよりかかってたりしても倒れないようなものがあると嬉しいです。

 

ご意見いただきありがとうございます！お二人にお伺いしたいのですが「今後のチャレンジや展望について」ぜひ、教えてください。

 

今は、「当たり前のことを当たり前にやること」を大切にしています。ほほえみ保育園では”全力で食べて遊んで眠って挨拶して”という基本的なところを教育理念にしているので、これを基に、ほほえみならではの特色をだしていきたいと思っています。 その”特色” とは、当社が展開している他の事業との連携です。先日は、針灸接骨院の先生が子どもの発育をみにきてくれました。今後も、デイサービスや障害者の就労支援施設とも連動していきたいです。私たちが預かっている0－2歳の頃から色々な人に会うことでそれが「スタンダード」になるんです。中学生くらいになって障害者の方にはじめて会うと「怖い」という感情を抱くのは仕方がないことなんですよ。他にも飲食と連携して”食育”をしたりと、可能性はたくさんあるので、ひとつひとつチャレンジしていきたいと思います。

 

 

事業としては、年内にもうひとつ企業主導型保育園をOPENさせたいと思っています。5月から申請が始まるので、チャレンジする予定です！本社の方では、カフェをやる予定なのでそことの連動だったり、ガラス張りのオープンキッチンをつくりたいな・・と計画をしています。ほほえみ保育園の園児と先生が笑顔で過ごせていることが前提ですけどね！そして、ゆくゆくは認可園にチャレンジしていきたいと考えています。

 

 

企業主導型だからこそできる”保育” 今後の展開もとっても楽しみです！ 長いお時間、インタビューをさせていただきありがとうございました！

 

 

 

こんな保育園に預けたい！そろそろ気になってきちゃった方はコチラ！ ほほえみ保育園

 

 

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