NEWS

株式会社TRUST
NEWS
活動記録
株式会社Payke 橋本経営管理部長にインタビュー「砂浜？！コンビニ？！インパクトだけじゃないんです」

活動記録2019.10.18

株式会社Payke 橋本経営管理部長にインタビュー「砂浜？！コンビニ？！インパクトだけじゃないんです」

こんにちは！

インベントラボ斎藤です。

本日は、オフィス移転を担当させていただいた株式会社Paykeさんをご訪問。

オフィスに・・砂浜？！コンビニ？！

「日経ビジネス」”世界を動かす日本人50″に、代表取締役が選出されるなど、世界から注目されているPaykeさん。

新オフィスへの想いやこだわり、社員の皆さまの過ごし方などをお伺いしてきました。

と、その前に。

「日本のアプリ超BENRI 〜マルコのお買い物編〜」

※寸劇にお付き合いくださいませ。

サイトウ

あれ・・マルコ！

こんなところで、パシャパシャと・・

※説明しよう。マルコはイタリアからやってきた設計デザイナーなのである。

「お店で写真いっぱい撮ると、怪しまれるよ！・・NO！NO！」

マルコ

Why！？

サイトウさ〜〜ん。知らないんですか？！

「Payke」を使ってたんですよ〜〜

サイトウ

ぺ、ペ、ペイク・・？！

マルコ

こうやってバーコードをアプリで読み取ると、商品の説明が English で出てくるんで〜す！７ヶ国語にも対応していて、とても便利で〜す！

マルコ

みんなに、おすすめ・・

だよ☆

「Payke」は日本の小売店を訪れる訪日外国人が商品のバーコードをスキャンすれば、多言語で商品情報を伝えてくれるサービス（スマートフォンアプリ、店舗設置型タブレット）。現状7言語に対応しており、ダウンロード国数は144ヵ国、ユーザー数370万人、海外のアプリストアで1位を獲得したこともある、今小売業界でも注目のインバウンド対応サービスなのである。

Paykeの詳細はこちら >>

・

サイトウ

マルコも喜ぶグローバルなサービスを展開されている、株式会社Paykeの橋本経営管理部長！

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

橋本さん

実際にアプリをつかっていらっしゃるところを拝見すると嬉しいですね。

よろしくお願いいたします！

サイトウ

まずは、移転のきっかけなどについて教えていただけますか。

橋本さん

事業の成長と、人員の増加で、以前のオフィスが手狭になったということがキッカケです。計画自体は、前からあったのですが、去年の暮れあたりからいよいよ移転の必要性を感じて動き出しました。

サイトウ

どのくらい拡張されたのですか。

橋本さん

坪数でいうと4倍です！

実は、元々、このオフィスの半分くらいの広さの物件を探していたんです。しかし、立地もよく広さもあって予算もあう、ステキな物件に出会えたので、結果的にこのようになりました。

サイトウ

どのスペースも広々されていて開放的ですよね。

サイトウ

先ほど、手狭になったことが移転のきっかけとお伺いしたのですが、プロジェクトを進めていく中での課題感を教えていただけますか。

橋本さん

以前のオフィスは、急成長している事業のスピードに、環境がついてこれていない印象がありました。

働く環境を整え、そして全体的に明るい空間にすることで、メンバーの気持ちも「急成長している事業に関わっているんだ」と実感してもらいたかったのがひとつめです。

ふたつめは、固定されたコミュニケーションが顕在化していたことです。それまでフリースペースがなく、個々のデスクに向かい合って業務に集中するだけの状態でした。なので、みんなが自由に動けて、他部署とのコミュニケーションも移動に応じてうまれるような空間にしたいと思っていました。

サイトウ

そのような想いから、コミュニケーションがうまれる工夫がたくさんあるんですね！（詳細は後ほど）

続いて、コンセプトのお話をお伺いしたいのですが・・まず、驚くのが「エントランスの砂浜」ですよね。

橋本さん

インパクトありますよね（笑）

創業の地である沖縄の雰囲気を五感で感じられる、オフィスづくりを目指しました。

現在も本社は沖縄ですし。沖縄から東京に移住してくれているスタッフもいますので、その想いや雰囲気を忘れることなく感じてもらえる空間にしたかったです。

橋本さん

最初は、わかりやすくガジュマルとハイビスカスを置く。。など考えていたのですが、砂浜や流木をつかったアイデアを出していただいたのはありがたかったですね。

砂浜については、、今後おもしろく活用していきたいです！

サイトウ

創業の想いを空間で伝えていくというのはステキですね。

オフィス移転の際、特にこだわった点について教えてください。

橋本さん

Payke Store と、フリースペースです。

サイトウ

仕事の合間につまみたい！お菓子やご飯が並んでいる「Payke Store」

これは、福利厚生の一環ということでこのスペースをつくられているのですか。

橋本さん

福利厚生という意味合いもありますが、「R＆D」の場にしていきたいという想いがあります。

自社で、店舗を持つことで、どのようにすれば商品のメーカーさんに喜んでもらえるか、また、自分たちが消費者になることで、どのようなサービスだったら消費行動として良いかを直接的に感じ、考えられる環境を作りました。

リリースしていないサービスを試したり、意見をいただくような活用の仕方をしていきたいですね。実は第一弾を企画中で、良ければそのままリリースします！

サイトウ

※「R＆D」とは、”Research and Development”の略で、企業等の研究開発活動のことをさすのである。

橋本さん

この空間があることで、さらに良いサービスをご提供できるのではないかと期待しています。

サイトウ

リリース楽しみにしています！

続いて、フリースペースについてお伺いできますか。

橋本さん

この空間は、沖縄と東京をWebで繋いだ全社会議や、セミナーの開催、クラアント様とのMTG等に使用しています。

机とイスもありますが、芝の上に座布団を敷いてセミナーを行ったりとリラックスした演出もできます。

セミナー後、そのまま懇親会もできるので、かなり活用していますね。

橋本さん

ダーツができるエリアもつくりました。

就業時間中でも、頭の切り替えにダーツを投げたり、リラックスして楽しんでくれているみたいですね。

サイトウ

少し奥まっているのが、また良いですね！

橋本さん

最後に、バーカウンターです。

サイトウ

マスター！！美味しいコーヒーを入れていただきましてありがとうございます！（ちゃっかりいただく）

橋本さん

定時の19時以降は、アルコールドリンクOKのスペースなので、お酒を交わしながら仕事やプライベートの話をしながら盛り上がっています。新たなコミュニケーションがうまれる場所ですね。

お酒の減りぐあいを見ていただければ、、お分かりいただけるはず（笑）

サイトウ

ほぼ無くなっているのもちらほら（笑）

社員のみなさまの新オフィスへの反応はいかがでしたか。

橋本さん

どちらかというと驚きが大きくて、大丈夫か？頑張らなきゃな、みたいな（笑）良い意味で刺激になっていると思います。

また、外部の方には、エントランスで「お！凄いですね」という反応が多いです。そのインパクトでPaykeのことを覚えていただけたり、知っていただけたら嬉しいですね！

橋本さん

また、社員を見ていると 余裕ができて、せかせかしなくなったかなと思います。

そして、今後、一番経営的にインパクトがあると感じているのは、MVV（ミッション・ビジョン・バリュー）の浸透ですね。MVVを伝えるための、さまざまな施策を打ちやすくなったなと思います。

サイトウ

確かに。。

例えば、薄暗いオフィスで「明るい未来をつくる企業になろう」と言われても響かないですもんね（笑）

橋本さん

その通りです。

空間として明確に出来ているものがあるので、それを利用することで、より伝わりやすくなると感じています。それが、今後大きく響いてくるのではないかなと思いますね！

サイトウ

・沖縄の雰囲気を感じることができるデザイン

・「Payke Store」で実現するR&D

・多様なコミュニケーションがうまれるフリースペース

・企業のMVVを体現する空間

ほんとうに、こだわりがつまっていますよね！

ぜひ、今回のオフィス移転をTRUSTにご依頼いただいた決め手を教えていただけますか。

橋本さん

何社か比較させていただき、コンペで決めました。

決め手は、私たちが表現したいものを理解し、原案をつくっていただけているなと感じたことですね。

一番印象に残った提案であったのはもちろんですが、沖縄の雰囲気を表現したいという部分であったり、ロゴへの想いを理解して、表現していただけていました。ぐっとくるものがありました。

サイトウ

ありがとうございます涙

最後になりますが、Paykeさんの今後についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

橋本さん

事業についてはサービスがまだまだ道半ばなので、粛々と拡大していきたいですね。

私たちはコアミッションとして「買い手、作り手、売り手の三方良しで世界の消費高を上げていく」というものを掲げています。良いものがきちんと情報として伝わり、たくさん売れるような、みんなが幸せになる環境をつくっていきたいです。

今は、訪日外国人にターゲットを絞って展開していますが、私たちが最終的にやりたいのは、商品情報と言う価値を流通させること。私たちのサービスは日本人が外国に行く時も、外国の方が日本以外の国に行く時も同様に使えるサービスですし、今よりももっとボーダレスなサービスにしていかなくてはいけないと思っています。

また、私たちが取得するオフラインの消費行動データ（興味指数）は非常に価値があると思っています。購買に至る一歩手前、物を選んでいるタイミングで取るアクションに紐づいたデータを収集しているので、これを提供することはメーカーや小売店にとって大きな意味があると考えています。

サイトウ

ひとつのサービスが、どんどん展開していくのが楽しみですね！

橋本経営管理部長、本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。