外壁塗装のお金がない際の対策7選!必要性や激安で済ませるコツを解説

外壁塗装のお金がない際の対策7選!必要性や激安で済ませるコツを解説

「外壁塗装をするお金がない」と悩んでいませんか。

外壁塗装の目安は築10年目といわれており、そのまま放っておくと家の耐久性に悪影響を及ぼします。

一方で、外壁塗装はお金がかかるため、必要なければやりたくない方もいるでしょう。

そこで本記事では主に以下について説明します。

  • 外壁塗装をしないと、余計な費用がかかる可能性がある
  • 外壁塗装の平均はいくら?
  • 外壁塗装でお金がない際の対策7選
  • 外壁塗装のお金がない際にやりがちな間違った対策

間違った対策についても解説するため、「余計な費用がかかってしまった」と後悔したくない方は参考にしてみてください。

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目次

外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装をしないとどうなるのでしょうか?

外壁塗装をしないで放置しておくと、外壁材の耐久性が低下し、ひび割れや雨漏りが起こり、シロアリが発生するリスクが上がります。

建物の構造に影響を与えることになると、外壁塗装費用以外にも本来は不要だったメンテナンス費用が発生します。

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外壁塗装をしないとどのようなリスクが発生するのか具体的にお伝えします。

外壁材の耐久性が低下する

外壁塗装をしないと、外壁材の耐久性が低下します。

耐久性が下がってしまった外壁材は塗装では改善されないため、以下の方法で施工します。

  • 重ね張り(カバー工法)
  • 張り替え

重ね張りは元々貼ってある外壁の上に新しい外壁材を施工する補修方法で、費用は100~150万円です。

一方張り替えは、元々の外壁は取り外して新たに外壁材を施工します。費用は150~250万円です。

どちらの方法も外壁塗装と比べるとお金がかかるため、外壁塗装で耐久性を保つのが大切です。

ひび割れや雨漏りが起こる

外壁塗装をしないと、経年劣化によってひび割れが発生し、雨漏りに繋がるため注意が必要です。

外壁塗装は外壁材を保護する役割があるため、ひび割れ等の劣化が発生すると外壁材に悪影響を及ぼし、雨漏りに繋がります。

雨漏りが発生すると部屋全体が湿気に包まれるため、結露や壁紙が浮くなどの症状が発生します。また、柱や梁など構造に関わる部材にまで悪影響を与える可能性があります。

このような状態になると外壁塗装だけでは修理が追いつかないため、大規模な工事を行わなければなりません。

シロアリが発生する

外壁内部に雨水が浸透すると、湿気により柱で使われている木が腐ります。シロアリは腐った木が好物です。

したがって、外壁塗装が必要なのに塗装をせず外壁材から雨水が侵入する状態まで放置していた場合、シロアリが発生しやすくなるリスクが上昇します。

シロアリが発生すると、駆除するための無駄な費用が発生してしまいます。

さらに、シロアリに柱などを食べられると建物自体の耐久性が弱くなり、地震や台風で全壊するリスクが上がります。そうなると大規模な修繕を行わなければなりません。

外壁塗装の平均はいくら?

外壁塗装の平均はいくらでしょうか?

外壁塗装の平均費用は建物の面積や使用する塗料によって異なります。

20坪の平均的な費用相場は70〜120万円、30坪の平均的な費用相場は80〜130万円、40坪の平均的な費用相場は90〜140万円が目安です。

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外壁塗装の値段の平均を坪数・延べ床面積ごとにまとめました。

坪数延床面積平均費用(税込)
20坪66㎡70~120万円
30坪99㎡80~130万円
40坪132㎡90~140万円
外壁塗装の面積ごとの平均費用相場

20坪は狭小住宅と呼ばれる戸建てで、30坪は2階に4部屋作れる程度の広さがあります。また、40坪は6人が余裕をもった暮らしができる広さです。

外壁塗装でお金がない際の対策7選

外壁塗装でお金がない際の対策方法は7つあります。

  1. 火災保険を利用する
  2. 助成金や補助金を利用する
  3. リフォームローンを利用する
  4. 住宅ローン減税を利用する
  5. 人気が低い時期に依頼する
  6. 相見積もりをとる
  7. 塗装専門業者に依頼する

保険や自治体の助成金や補助金、ローンなど、工事費自体を安く済ませる方法を紹介しているため、自分に合った対策を選んでみてください。

火災保険を利用する

落雷・台風・雹(ひょう)などの自然災害によって外壁が劣化した場合、火災保険を利用して外壁塗装費用を安くする方法があります。

ただし、外壁塗装に火災保険を利用できるかどうかは加入している保険によって異なりますので、まずは外壁塗装業者を通じて保険会社に聞いてもらいましょう。

火災保険を利用する際の、具体的な流れの一例を紹介します。

  1. 外壁塗装業者に見積書を発行してもらう
  2. 保険会社に連絡してもらい、火災保険の申請書を提出する
  3. 保険会社から派遣された鑑定人に、外壁の劣化が自然災害かどうか原因を調査してもらう
  4. 火災保険が利用できる場合、振り込まれる金額が決定する
  5. 振込

もし外壁塗装の劣化が、3年以内に発生した自然災害と関連していると思う方は、火災保険を利用してみてはいかがでしょうか。

助成金や補助金を利用する

住んでいる自治体の助成金や補助金を利用して、工事費用の一部を負担してもらう方法があります。

ただし自治体によって利用条件は異なるため、外壁塗装業者を通じて確認してもらいましょう。

助成金や補助金を利用したいと考えている方は、住んでいる自治体に詳しい地域密着型の塗装業者がおすすめです。

一例として、自治体が行っている助成金・補助金を紹介します。

東京都世田谷区の場合

補助金(上限金額)条件
工事費用の10%(40万円)世田谷区に住民登録がある。世田谷区の業者に依頼している。建築基準法令に適合している建物である。昭和56年6月1日以降に建設されている。共有者全員が同意しているなど。
参照:令和4年度 世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金について | 世田谷区ホームページ (setagaya.lg.jp)

大阪市摂津市の場合

補助金(上限金額)条件
住宅リフォームに要した経費の2分の1まで(25万円)同居または近居を目的に、市内住宅のリフォーム工事の完了後、親子どちらかが転入している。市税の滞納がない。生活保護を受けていない。この補助金の交付申請をしていないなど。
参照:住宅リフォーム補助金について/摂津市 (city.settsu.osaka.jp)

リフォームローンを利用する

リフォームローンとは、家の修繕を目的として組めるローンで、外壁塗装の際も利用できます。

手元にまとまったお金がなくても外壁塗装ができる一方、利子が発生するため、現金で払うよりも総額は大きくなるので注意が必要です。

リフォームローンは種類があるため、どれを選ぶかあらかじめ決めておくと良いでしょう。

具体的には以下のとおりです。

  • 無担保型か有担保型か
  • 固定金利型か変動金利型か

無担保型の場合は審査期間が短い代わりに金利が高くなります。一方、有担保型は審査機関や登記手続きなどの時間がかかる代わりに金利は低く設定されています。

また固定金利型は、高めの金利が設定されているものの、借りた時点での金利からずっと変わりません。対して、変動金利型は低めに設定されているものの、市場の状況により金利が上昇するリスクがあるため注意が必要です。

それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合ったリフォームローンを選びましょう。

住宅ローン減税を利用する

住宅ローン減税を利用して、所得税から、年末時点でのローン残高の0.7%を控除してお金を得る方法があります。

条件は以下のとおりです。

  • 本人が居住する住宅
  • 工事費用が100万以上
  • 工事後の床面積が50㎡以上
  • ローンの返済期間が10年以上
  • 対象ローンであること
  • 合計所得金額が2,000万円以下

ただし、住宅ローン減税は外壁塗装だけでなく外壁材の重ね貼り・張り替えなどを同時に行わなければ対象外です。

したがって、住宅ローン減税は外壁塗装だけでは補修が追いつかない方におすすめの対策方法です。

人気が低い時期に依頼する

人気が低い冬の時期は、業者によって通常の金額よりも安くなる可能性があります。

冬に外壁塗装の人気が低いのには理由があります。

  • 日が短いため作業時間が少ない
  • 地域によっては雪で工期が遅れる可能性がある

上記の理由により金額は安くなる可能性があるものの、天候によって工期が延長されるデメリットはあります。

逆に、春と秋は作業しやすい気候であり、乾燥しているため塗料が乾きやすく、外壁塗装が人気の時期です。

したがって、春と秋は通常よりも金額が高く設定されている場合があるため、安く外壁塗装をしてほしい方は依頼する時期は冬がおすすめです。

相見積もりをとる

相見積もりをとって、工事費自体を安くする方法があります。

1社だけに見積を依頼しても、その金額が妥当かどうか判断できないため、知らない間に金額を上乗せされていても気づけません。

そのため、3社程度から相見積もりを取って、適正な金額を見極めることが大切です。

相見積もりのやり方がわからない方は、優良業者の相見積もりができるサービスの利用がおすすめです。

また見積依頼する際に「他の会社と見積をとって比較するつもりだ」と伝えると、業者側は下手に金額を上乗せできないため、未然に高額な代金を支払うリスクを防げます。

また見積書を確認する際、金額以外にも注意すべき点があります。

  • 専門用語を多く使っていないか
  • 「一式」と書かれていていないか

見積書に専門用語や一式という言葉が多く使われている場合は、知らない間に金額を上乗せされている恐れがあるため、内容の意味を確認しましょう。

返答が曖昧だったり、はぐらかされたりしたら、その業者は選ぶべきではありません。

適切に一般の方が理解できる内容かつ金額が高すぎない業者を選んで、お金を払いすぎないようにしてみてください。

塗装専門業者に依頼する

外壁塗装を依頼する会社は大きく分けて3種類あります。

  • ハウスメーカー
  • リフォーム会社
  • 外壁塗装専門業者

この中で、費用を安くするためには外壁塗専門装業者がおすすめです。

ハウスメーカーやリフォーム会社は、外壁塗装工事を行うために専門業者へ工事を依頼をするため、外壁塗装の費用に仲介手数料が上乗せされます。

対して外壁塗装専門業者の場合は、自分達で施工を行うため、仲介手数料なしで外壁塗装を引き受けてくれます。

一般的な仲介手数料は全体の3割を占めているため、費用を安く済ませたい方は塗装専門業者に依頼してみてください。

ご自身で塗装業者を探すのは大変なので、外壁塗装の優良業者紹介サービスを利用するのも1つの方法です。

外壁塗装のお金がない際にやりがちな間違った対策

外壁塗装のお金がない場合について、様々な対策を思いつく方が多いでしょう。一方で、中には間違った対策もあるので注意が必要です。

  1. 自分で外壁塗装をする
  2. 安い塗料を使う
  3. 格安をうたう業者に依頼する
  4. 外壁塗装が必要なタイミングなのに先延ばしにする

上記のような外壁塗装のお金がない際にやりがちな間違った対策について解説します。

自分で外壁塗装をする

自分で外壁塗装を行うと、確かに業者に依頼するよりお金がかからないでしょう。

一方で、自分で行うにはリスクがあります。

  • 充分な塗装ができず、耐久性が下がる
  • 塗料が近隣の家に飛散してしまいトラブルになる

外壁塗装後の耐久性は、業者の技術力にかかっています。そのため、自分で行うと充分な塗装ができず、数年後には塗膜が剥がれる可能性が高いと言えます。

結果、業者に依頼しなおして外壁塗装することになり、費用が余計にかかります。

また自分で行うと塗料の飛散対策が充分ではありません。万が一、近隣の車や家に塗料が飛んでしまうと賠償請求をされる恐れがあります。

業者に依頼していれば賠償金を支払う必要はないのですが、自分で行う場合は全てを負わなければなりません。

以上のことから、自分で外壁塗装をするのは必ずしも費用を安く済ませるための対策とは言えません。

安い塗料を使う

安い塗料を使うとその時は安く済みますが、耐用年数が短いため長い目で見るとかかるお金は大きくなります。

塗料の種類1㎡あたりの金額(税込)耐用年数
アクリル塗料1,400円〜1,600円5年〜7年
ウレタン塗料1,700円〜2,200円8年〜10年
シリコン塗料2,300円〜3,000円10年〜15年
フッ素塗料3,800円〜4,800円15年〜20年
ラジカル塗料2,500円〜3,000円12年〜16年
遮熱・断熱塗料2,200円〜5,500円10年〜20年
光触媒塗料4,200円〜5,000円15年〜20年
無機塗料5,000円〜5,500円20年〜25年
塗料の種類と費用相場・耐用年数

例えば、アクリル塗料を利用した場合、5~7年後には再び外壁塗装を行う必要があるのに対して、シリコン塗料を使用すれば10~15年間は行う必要がありません。

外壁塗装は塗料だけでなく足場代や人件費がかかるため、塗料だけの金額で判断すると長い年月で見た場合、費用負担が重くなります。

そのため、できるだけ耐久性のある塗料を選ぶようにしてみてください。

格安をうたう業者に依頼する

格安をうたう業者に依頼するのは、以下のリスクがあるためおすすめできません。

  • 手抜き工事をされる
  • 後で追加請求される

手抜き工事をされると、外壁塗装の耐久性が通常よりも短くなるため、再び工事を依頼しなければなりません。よって余計に費用がかかるでしょう。

また、施工した際に「劣化がひどすぎるから見積書の内容どおりにいかない」と言って追加請求される恐れがあります。

「総額で見ると通常の業者に依頼した方が安く済んだ」と後悔しないために、格安の言葉にまどわされずに依頼する業者を選びましょう。

リスクを避けたい方は、外壁塗装の優良業者紹介サービスを利用するのも1つの方法です。

外壁塗装が必要なタイミングなのに先延ばしにする

外壁塗装が必要な目安は築10年目と言われていますが、外壁に以下の現象が見られた場合は外壁が劣化している証拠です。

  • 壁をこすると手に粉がつく(チョーキング)
  • ひび割れ

外壁の劣化を放置すると雨漏りなど建物自体に悪影響を及ぼし、修繕が外壁塗装ではおさまらず大規模な工事をすることになり巨額の費用が発生するリスクがあります。

また、外壁塗装が必要なのにも関わらず塗装をしないで放置していると、家の中に侵入した雨水が引き起こす湿気によってカビが発生します。

カビはアレルギーの原因になるため、通院費などの費用が発生するリスクも考えられます。

外壁塗装で上記のリスクは避けられるため、必要なタイミングで行いましょう。

外壁塗装のお金がない際によく質問される項目

外壁塗装はいつ(何月)がいい?

外壁塗装の最適な月は4~6月と9~11月と言われています。作業しやすい気候と、塗料が乾きやすい季節であるためです。

外壁塗装しなくていい外壁は?

タイルとレンガの外壁は塗装しなくても問題ありません。理由はタイルやレンガは無機物であり、雨や紫外線などの影響を受けにくく、劣化しにくい性質を持つからです。

外壁塗装の色と費用は関係ある?

外壁塗装の塗料の色よりも種類によって費用が変化します。

例えば、シリコン系のブラウンとホワイトを使ってもどちらの塗料の値段も変わりませんが、シリコン系のブラウンとフッ素系のホワイトを使うとそれぞれの値段が変わります。

外液塗装はお金がない方でも制度や依頼の仕方を工夫すれば安くできる(まとめ)

外壁塗装のお金がない場合の対策方法として以下の7つをお伝えしました。

  1. 火災保険を利用する
  2. 助成金や補助金を利用する
  3. リフォームローンを利用する
  4. 住宅ローン減税を利用する
  5. 人気が低い時期に依頼する
  6. 相見積もりをとる
  7. 塗装専門業者に依頼する

お金を払いたくないからと言って、外壁塗装をせず放置すると、かえって修繕費がかかるため、適切なタイミングで依頼するのが大切です。

大切な家とお金を守るために、自分に合った方法で外壁塗装を行いましょう。

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