緑(グリーン系)の外壁塗装で後悔しないコツは?デメリットや配色事例、風水効果などを紹介

緑(グリーン系)の外壁塗装で後悔しないコツは?デメリットや配色事例、風水効果などを紹介

緑の外壁は、自然を感じられるナチュラルさと個性ある印象から、手軽でおしゃれに仕上げられる配色の1つです。

一方、緑で塗装をして後悔することもあるため、外壁塗装で緑を取り入れる際は注意が必要です。

この記事では、外壁塗装を緑にする際の後悔しないためのコツや注意点、おしゃれな配色事例やメリット・デメリットなどについて紹介します。

外壁塗装で緑にするのを検討していたり、色選びで悩んでいれば、後悔のないようにぜひこの記事を参考にしてみてください。

この記事のポイント
  1. 緑の外壁は色褪せが目立ちやすい
  2. 緑の外壁は個性的な反面、近隣から浮きやすい場合もある
  3. ライトグリーンやミントグリーンの外壁は海外の住宅の雰囲気に仕上がる
  4. オリーブグリーン×グレーは落ち着いた印象で他の住宅とも馴染みやすい
  5. 木目調と緑を合わせることでナチュラルな印象になる
失敗したくない方は優良業者紹介サービス『ヌリカエ』がおすすめ
  1. 約30秒の質問に答えるだけで無料で見積もりが取れる
  2. 全国2,000社以上の厳選された優良業者の紹介で悪徳業者のリスクを回避
  3. 希望にあった業者を最大4社まで相見積もりでき面倒な手間が省ける
  4. 外壁塗装・屋根塗装だけでなくリフォームの見積もりにも対応
  5. 大手から地域密着型の業者まで対応可能

\ カンタン約30秒 /

目次

緑(グリーン系)の外壁塗装で後悔してしまう理由

外壁塗装を緑にしたときに後悔してしまう大きな理由は、『塗装後に想定外の状態になること』が挙げられます。

主な原因として、下記の3つが当てはまります。

  1. 緑の色がイメージと違った
  2. 色褪せが気になる
  3. 濃い色ほど劣化が目立ちやすい

それぞれについて解説します。

緑の色がイメージと違った

「想定していた緑色より明るくなった(暗くなった)」ということがありますが、色見本を確認して決めてもまったく同じ色で仕上がることはそう多くありません。

理由として『色見本と実際の外壁の面積が異なるため』『カラーシミュレーションと実際の塗料の色は多少異なるため』の2つが挙げられます。

小さな面積に比べると大きな面積は色がより明るく見える特性があるため、色見本と同じ色を選んで塗装しても、結果的に仕上がりのイメージとずれてしまいます。

また、カラーシミュレーションはあくまでも画面越しで見る参考資料です。

実際の色と多少異なる場合があることを念頭に置いておく必要があります。

そのため、外壁塗装の際は『色見本で色を選ぶ際はワントーン暗くして依頼する』『カラーシミュレーションはあくまで参考程度にとどめておく』の2点を参考にしてみてください。

色褪せが気になる

緑の外壁は、手軽におしゃれな印象を演出できる特徴がありますが、一方で色褪せしやすい特徴もあります。

色褪せしやすい原因として『塗料に含まれる顔料が紫外線により劣化するから』『酸性雨により塗料が劣化するから』この2つが挙げられます

特に原色に近い緑や、色の濃い緑ほど色褪せしやすいため、対策として『色の薄い緑を使用する』『色褪せを感じたら塗り替えをする』などを行うとよいでしょう。

濃い色ほど劣化が目立ちやすい

色褪せについて先述しましたが、濃い色ほど劣化が目立ちやすいのは、どの色でも当てはまる特徴と言えます。

色褪せ以外にも『砂埃や鳥のフンなどの汚れが目立ちやすい』『室内温度が上がりやすい』などが挙げられ、薄い色に比べてよりメンテナンス等に気を配る必要があります

対策として『色の薄い緑を使用する』『他の色と組み合わせて濃い色の面積を減らす』などで劣化を軽減させることができます。

外壁塗装を緑(グリーン系)にする際の注意点

外壁塗装を緑にする際は上記の『後悔する理由』に加えて、以下の3つの注意点を合わせてチェックしてみてください。

  1. 近隣と馴染むか確認しておく
  2. 色の明るさによって印象が変わる
  3. 緑色のカビや苔が見当たりにくい

それぞれについて解説します。

近隣と馴染むか確認しておく

緑の外壁は、他の色と比べて個性を感じられますが、個性的な分、近隣の住宅と馴染みにくい場合があります

地域にもよりますが、薄い色の住宅ばかりの中に濃い色の住宅が1つある、もしくは濃い色の住宅ばかりの中に薄い住宅が1つある場合、1つしかない住宅が浮いて見えます。

浮いた雰囲気の住宅にしたくないと考える場合は、施工前に近隣の景観を確認しておくとよいでしょう。

色の明るさによって印象が変わる

外壁塗装に使用する緑の塗料は数多く存在し、色の明るさも様々です。

色の薄い緑ほどやさしく海外の住宅のような印象になり、色の濃い緑ほどシックで上品な印象に仕上がります

色選びの際は、多数の色が載っている色見本や実際の塗料を塗ってある塗り板、パソコン上で確認できるカラーシミュレーションなどを利用し、照らし合わせながら好みの色を選んでみてください。

緑色のカビや苔が見当たりにくい

緑の外壁の特徴として、カビや苔などの緑色の汚れが目立ちにくいメリットがある一方で、緑色の汚れを見つけにくいデメリットも存在します。

汚れが目立たないのは嬉しい点とも言えますが、カビや苔が見つけにくい分、気づかないうちに増殖して外壁の劣化につながることも考えられます

そのため、汚れが目立ちにくいからと放置せず、たまに外壁の状態を確認するように心がけてみてください。

緑(グリーン系)の外壁塗装のメリット・デメリット

緑(グリーン系)の外壁塗装のメリットは?

外壁塗装で緑にした場合に考えられるメリットは以下の通りです。

  • 自然や植物と馴染む
  • おしゃれな外壁に仕上がる
  • 外壁の汚れが目立ちにくい

緑は、ナチュラルでおしゃれな雰囲気が特徴の色です。

外壁塗装で使用する場合は、他の色と組み合わせたツートンカラーなどで塗装すると、緑の雰囲気を活かしつつおしゃれに仕上げられます。

具体的な配色事例を見るとよりイメージしやすくなります。

また、色の薄い緑ほど外壁の汚れが目立ちにくいことが挙げられます。

緑(グリーン系)の外壁塗装のデメリットは?

外壁塗装で緑にした場合に考えられるデメリットは以下の通りです。

  • 近隣の住宅と馴染みにくい場合がある
  • 緑色の汚れ(カビや苔)を見つけにくい
  • 色が濃くなるほど色褪せが目立ち、室温が上昇しやすい

緑の特性として、緑色の汚れが目立たない反面見つけにくい分汚れが定着しやすいことや、色の濃い緑色ほど外壁の劣化が目立ちやすく、室温が上がりやすいことが挙げられます。

対策としては『定期的に外壁を確認して清掃する』『濃い緑の使用を控える』などでデメリットを軽減することができます。

緑(グリーン系)の外壁塗装のカラーバリエーション

緑は、自然を思わせるナチュラルな雰囲気と海外の住宅のようなおしゃれさが魅力の色です。

外壁塗装で使用する緑は数種類あり、それぞれに個性があります。

ここでは、緑のカラーバリエーションについて解説していきます。

ライトグリーン・ミントグリーン

ライトグリーン・ミントグリーンの外壁

ライトグリーンやミントグリーンは、緑の中でも薄く淡い色を表します。

明るい色味をしているため、やさしい印象や海外のような住宅の雰囲気を演出できます

その一方で、外壁についた黒っぽい汚れがやや目立ちやすい特徴もあるため、定期的な清掃や汚れにくい塗料を使用することを心がけておくとよいでしょう。

オリーブグリーン・モスグリーン

オリーブグリーン・モスグリーンの外壁

オリーブグリーンやモスグリーンは、緑の中でも茶色みがかったくすんだ色味を指します。

他の緑にはない落ち着いた雰囲気を演出でき、より濃い色味のブラウンやネイビーなどと組み合わせるとまとまりがよく、シックに仕上がります

日本の伝統的な緑色である『うぐいす色』にも似ていることから、和風の住宅とも相性がよいのが特徴です。

アンティークグリーン

アンティークグリーンの外壁

アンティークグリーンは、少しだけくすんだやさしい緑色を表します。

オリーブグリーンやモスグリーンと異なり茶色の色味がないため、落ち着きがありつつもさわやかな印象を演出できるのが特徴です

白やベージュなどの明るい色と組み合わせることで、よりさわやかな印象を際立たせられます。

グレーグリーン・アイビーグリーン

グレーグリーン・アイビーグリーンの外壁

グレーグリーンは名前の通りグレーがかった緑を表します。

アイビーグリーンは濃い黄緑色を指しますが、外壁塗装ではよりグレーがかった色味であることが多いため、ここでは統一して紹介します。

他の緑と比べると、さわやかでモダンな印象があり、取り入れることで落ち着いた雰囲気の外壁に仕上がります

また、外壁の汚れが目立ちにくく、メンテナンスが楽なことから人気の高い色の1つです。

ダークグリーン

ダークグリーンの外壁

ダークグリーンは、緑の系統の中でも特に濃い色を表します。

落ち着きのあるシックな雰囲気が特徴の外壁に仕上がり、自然と調和した住宅をイメージしている方におすすめの色です

他の色と組み合わせる場合は、同じ濃さのネイビーやグレー、トーンを落とした緑、白や黒などの無彩色を取り入れると馴染みやすくなり、よりおしゃれな外壁になります。

緑(グリーン系)の外壁塗装のおしゃれな配色事例

外壁塗装で緑を取り入れれば、手軽におしゃれな住宅を演出できるだけではなく、他の色と組み合わせることでより個性のある外壁に仕上げられます。

ここからは、緑の外壁塗装のおしゃれな配色事例を紹介します。

ライトグリーン×白

ライトグリーンと白の外壁塗装

ライトグリーン×白は、明るい色同士の組み合わせで海外の住宅のような雰囲気を演出できるのが特徴です。

一般的な緑よりも淡い色を取り入れることで、さわやかさが際立ちつつ、落ち着きも感じられる外壁に仕上がります

全体的に色のトーンが明るく、汚れが付着すると目立ちやすいため、定期的に清掃を心がけることをおすすめします。

ダークグリーン×黒

ダークグリーンと黒の外壁塗装

ダークグリーン×黒は、濃い色同士の配色でモダンな雰囲気を演出できるのが特徴です。

全体的に濃い色でまとめることで、上品でおしゃれな雰囲気の外壁になります。

緑の面積が多いほど落ち着いた印象に近づき、黒の面積が多いほど上品さが際立ちつつ個性的な印象に仕上がります

また、濃い色の配色は室内温度が上がりやすいため、配色の特徴に加えて覚えておくとよいでしょう。

オリーブグリーン×グレー

オリーブグリーンとグレーの外壁塗装

オリーブグリーン×グレーは、どちらもくすんだ色の配色で落ち着いた雰囲気が特徴の組み合わせです。

画像のように色のトーンを合わせればまとまった印象になり、色の濃いグレーを使用して色の濃淡を意識すれば、スタイリッシュで個性的な印象に仕上がります

近隣の住宅とも馴染みやすく、地域を選ばずに塗装できるのはメリットの1つと言えます。

ミントグリーン×ブラウン

ミントグリーンとブラウンの外壁塗装

ミントグリーン×ブラウンは、樹木を思わせる組み合わせでナチュラルな印象が特徴です。

どちらも中間色であることから色同士の相性はよく、落ち着いた雰囲気に加えてやさしい印象も感じられる外壁に仕上がります

ミントグリーンの外壁は、ヨーロッパ風の雰囲気が感じられるため、海外の住宅を意識して塗装したい場合には特におすすめの配色です。

モスグリーン×ベージュ

モスグリーンとベージュの外壁塗装

モスグリーン×ベージュは、落ち着きのあるナチュラルな雰囲気が特徴の組み合わせです。

モスグリーンの比率により印象が異なり、外壁の大部分を占めるような塗装であればシックな印象が強く、画像のようなポイント使いであれば個性的な仕上がりになります

個性を活かした組み合わせにする場合は、近隣の住宅の雰囲気から逸脱しないように、派手過ぎない配色を心がけるとよいでしょう。

グリーン×ネイビー

グリーンとネイビーの外壁塗装

グリーン×ネイビーは、同系色の色合いでまとまりがあり、さわやかさや個性を感じられる組み合わせです。

より明るい色同士にすればあたたかみや、やさしい印象を感じやすくなり、より濃い色同士で組み合わせればシックな色合いに仕上がります。

画像のようなツートンカラーもおしゃれですが、どちらかの色をポイントカラーとして組み合わせてもデザイン性を感じられるためおすすめです。

緑単色

緑単色の外壁塗装

緑は、単色使いでも十分おしゃれに仕上がる色です。

画像のような明るめの緑は、さわやかで海外の住宅のような印象になり、濃いめの緑はシックで上品な印象に仕上がります

単色で外壁塗装を行う場合は、屋根や付帯部(雨樋や雨戸など)の色も合わせて検討しておくことで、単調なイメージになりにくくなります。

緑(グリーン系)でも外壁の材質によって印象は変わる

外壁塗装を緑にする場合、ナチュラルでおしゃれな外壁を演出できますが、色の濃さや外壁の材質によって印象は様々です。

ここでは、外壁材ごとの印象を紹介します。

サイディング

緑色のサイディング

サイディングはボード状の外壁材の一種で、金属を主材料とする『金属系サイディング材』とセメントを主材料とする『窯業系サイディング材』が存在します。

型にはめて成型できる特性があるため、他の外壁材に比べてデザイン性が高く、タイルのような見た目のものや、凹凸のあるごつごつとしたものなど、様々な種類があります。

表面の凹凸が多い分、雨などの水が溜まって汚れやすく、日当たりの悪い場所や風通しの悪い場所ではカビや苔が繁殖しやすい環境になるため、注意が必要です。

緑と合わせることで、ナチュラルな印象を持ちつつよりスタイリッシュな雰囲気を演出できます

レンガ

緑色のレンガ

外壁材にレンガを使用した建造物は古くから存在し、今でも長く親しまれています。

見た目から感じられる重厚感以外にも、温かみのある雰囲気を感じさせ、レンガ自体は劣化しにくいことからメンテナンスが楽なため、今でも根強く人気がある外壁材です。

表面がごつごつとしているため、艶感のない緑の見た目になり、より落ち着いた印象の外壁に仕上がります

木目調

緑色の木目調の外壁

木目調とは、『木の木目模様を塗装や印刷で表現したデザイン』のことを指し、ナチュラルな印象があることから人気の外壁材として親しまれています。

サイディング材に木目のデザインを施したものや、天然の木材を元に造られた『木質系サイディング』を用いたものなど、種類は様々です。

木質系サイディングは経年劣化による風合いの違いを楽しめる一方で、水に弱い特性がありカビや苔が発生しやすい特徴があります。

緑と木目の組み合わせは、よりナチュラルな印象になり、ヨーロッパの住宅を思わせるおしゃれな外壁に仕上がります

風水効果の観点からみた緑(グリーン系)の特徴

外壁塗装を緑にする場合、自然を感じさせるナチュラルさやおしゃれな印象を演出できます。

一方、風水では緑色は次のような意味合いがあるとされています。

  • 木の気を持ち『成長』『調和』『癒し』を表す
  • 人・環境との調和を促し、ストレス軽減につながることから『健康運アップ』に効果がある
  • 青系の色と合わせると相乗効果
  • 方角は南(火の方位)と東(木の方位)がよい

緑は木の気を持ち『成長』『調和』『癒し』を表すことから、人の成長や環境との調和を促す効果があり、健康運アップに期待ができる色とされています。

相性がよい色には青系の色が挙げられ、風水では組み合わせることで健康運や金運が上がると言われています。

外壁塗装に取り入れる場合は、ネイビーであれば屋根などの付帯部に、明るめの青であればワンポイントの配色にすればバランスよく組み合わせられるためおすすめです。

さらに方角の観点では、火の方位であれば『南』、木の方位であれば『東』に塗装することで、運気アップにつながりやすいと言われています。

緑(グリーン系)の外壁塗装に関するよくある質問

長持ちする外壁の色は?

外壁の色が長持ちしやすいのは『白』『黒』『青』の3色です。

一方で、色褪せが起こりやすいのは『赤』『黄緑』『紫』ですが、色の薄い配色を選ぶことで濃い色に比べて色褪せにくく長持ちしやすくなります。

汚れが目立ちにくい外壁の色は?

『グレー』『ブラウン』『ベージュ』は中間色のため、汚れが目立ちにくい特徴があります。

加えて、色の薄い『緑』『黄』なども汚れが目立ちにくいことから、比較的選ばれることの多い配色です。

壁の緑の汚れはなんですか?

外壁にできる緑色の汚れは、苔の場合がほとんどです。

風などにより苔の胞子が外壁に付着し、徐々に繁殖して広がっていきます。

日陰で湿気が多く、風通しの悪い場所に広がりやすい特徴があり、さらに周囲に木や林などの自然が多い住宅ほど胞子が飛んできやすくなります。

グリーンの外壁に合う屋根の色は?

緑の外壁と相性のよい屋根の色は『白』『濃いグレー』『黒』『濃いブラウン』『ネイビー』などが当てはまります。

緑は中間色のため、はっきりとした色を屋根に合わせることで、外壁と屋根のバランスが取れた見た目になります。

緑の特徴を押さえてナチュラルで個性豊かな外壁に(まとめ)

緑は、木々を思わせるナチュラルさと海外の住宅のような雰囲気を演出できるのが特徴です。

緑にする場合の注意点を押さえれば、後悔せずにおしゃれな外壁塗装ができます。

紹介した内容をまとめると以下の通りです。

  • 緑は濃い色ほど上品でシックに仕上がる反面、劣化しやすい特徴がある
  • 緑色の外壁をおしゃれに仕上げるコツは配色のバランスを考えること
  • 木目調と緑を合わせることでナチュラルでヨーロッパ風の印象になる
  • 風水の観点からみると、健康運が上がると言われている

この記事を読んで、後悔しない緑の外壁塗装に役立ちましたら幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次